FXで取引をするのなら「世界の主要通貨と特徴」は絶対に把握しておきましょう!

世界の主要通貨と特徴

世界には様々な通貨が存在し、それぞれの通貨で特徴があります。
値動きの安定している通貨や激しく動く通貨、スワップが高い通貨や低い通貨など、各国の通貨はそれぞれの国の経済情報や政治背景などによって大きく左右されます。
FXで取引をするのなら「世界の主要通貨と特徴」は絶対に把握しておきましょう!

米ドル USD

アメリカ合衆国の通貨である「米ドル(USD)」は、世界の基軸通貨なので圧倒的な流通量を誇る通貨です。貿易や投資など世界中の様々な状況で国際決済通貨として用いられているFXの中でも最も人気が高い通貨の一つとなっています。

米ドルは流動性が高く取引量が多いため、相場変動は比較的小さめです。
有事のドル買い」という言葉があり、投資家がリスクを回避し安全資産へ資金を移すケース、いわゆるリスクオフの局面で選好される傾向にあります。

米ドルで取引をするうえで重要なのが「金融政策」です。中央銀行にあたる「FRB(連邦準備制度理事会)」は年8回「FOMC(公開市場委員会)」を開催して金融政策を決定しています。
そして、最も重要なのが毎月第一金曜日に発表される「雇用統計」になります。
雇用統計の直前では、値動きも荒く上下するのでポジションを外しておくのが良いでしょう!

日本円 JPY

日本円(JPY)」は、日本が発行する通貨です。
日本円は、米ドル、ユーロ、などと同様に、世界の外国為替市場で非常に流動性の高い「三大主要通貨」の一つと言われています。

最近では「有事の円買い」が頻繁にみられ、米国が戦争・紛争の当事者または関係する場合や、米国の金融政策の不透明感が高まった場合などにリスク回避として円が買われる傾向があります。

ユーロ EUR

欧州統一通貨である「ユーロ(EUR)」は、米ドルや円と並んで世界の三大主要通貨の一つで、EUの中央銀行である「欧州中央銀行」が発行しています。

ユーロは、ロシアやアラブ諸国などと地理的・経済的に深い関係がある為、それらの国々で紛争やテロなどが起き経済危機懸念が高まると、売られやすくなるという「地政学リスク」を持っています。

英ポンド GBP

イギリスの通貨である「英ポンド(GBP)」は、第二次世界大戦以前に基軸通貨として流通していたメジャーな通貨です。ユーロの登場により世界全体での取引量は減少傾向にはありますが、主要通貨の米ドルやユーロ、円と比較してボラティリティが大きいという特徴を持つ通貨です。

イギリスはEU加盟国であり地政学的にもヨーロッパの一部にあるため、ユーロに似た値動きをしやすいです。投機の対象になりやすく、値動きが激しくなり易い通貨です。

豪ドル AUD

オーストラリアの通貨である「豪ドル(AUD)」は、高金利通貨として好んで取引されています。石炭や原油、金、鉄鋼といった鉱物資源を豊富に有する資源国なので、これらのコモディティ価格の市況感と強い相関関係がみられます。

オーストラリアは中国を最大の貿易相手としているので、中国の要因の影響を受けやすいという特徴があります。中国の経済指標が良ければ豪ドルにプラス、悪ければ豪ドルにとってマイナス材料となります。

NZドル NZD

ニュージーランドの通貨である「NZドル(NZD)」は、高金利通貨の代表的な存在です。高い政策金利水準や資源国である点において、同じオセアニアのオーストラリアと共通点があるだけでなく、経済的にもオーストラリアと強い関係があるので為替変動が似た動きをします。

カナダドル CAD

カナダの通貨である「カナダドル(CAD)」は、アメリカ合衆国の景気の影響を大きく受ける事で知られています。また、石油や天然ガス、パルプといった天然資源に恵まれた国でもある為、コモディティ価格と為替相場の強い相関関係がみられます。

カナダドルをみるうえで最も重要なのは、米ドルの動きや原油価格の動きです。原油価格が上昇する局面では、産油国であるカナダドルが対米ドルで上昇しやすく、逆に原油価格が下落する局面では下落しやすくなります。

スイスフラン CHF

永世中立国スイスの通貨である「スイスフラン(CHF)」は、政治的中立性と金融サービスの安定性から有事の際にも強い通貨として広く認識されています。日本と同様に政策金利が非常に低い水準にある為、キャリートレードの対象になりやすいという特徴があります。